アニイベZインタビュー:銚子アニソンフェス主宰 はるいぬ 「オーガナイザーとしてまだまだ勉強中なので。」 #銚子アニソンフェス





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8月に銚子市の銚子セレクト市場で開催された、入場無料の野外イベント「銚子アニソンフェス」こちらの主催者であり、自身もDJとして活動している はるいぬさん と主要メンバーの皆さんに、銚子アニソンフェス当日の様子、イベント開催に至った経緯、開催するまでの取り組みなどについて伺ってきました。

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—はじめに、銚子アニソンフェスを開催しようと思ったきっかけを教えてください。

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はるいぬ(主宰):銚子の活性化と、アニソンイベントの普及です!私は銚子市出身で、月に一度は地元である銚子市に帰っていました。私が学生の頃の銚子市は、駅前を中心に街全体が栄えていたんです、それが大体10年ぐらい前の話です。現在は高齢化も進み、当時あったレジャー施設や商店は閉まりいわゆる”シャッター街”になってしまって…市内に千葉科学大学という大学もあり、若者はたくさんいるはずなのですが、駅前や街中であまり見かけないんです。 今の子はこんな状態で何して遊んでいるのかなって、思っていました。

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はるいぬ:銚子を盛り上げたいなって気持ちはあったんですけど、今は東京に住んでいるので地元のお祭に参加するくらいのことしかしていませんでした。そんな時にたまたま今回の会場である銚子セレクト市場を通りかかったんです。その時は地元のアマチュアバンドや吹奏楽部が出演している音楽フェスが開催されていました。

—その音楽フェスの当日の年齢層はどういった感じだったんでしょうか。

はるいぬ:お孫さんを見に来たご家族の方が多く、年齢層は高めでした。会場がかなり広く、音響設備もしっかりしていたので『ここでアニソンイベントをしたら楽しそうだね』と一緒にいたお母さんに私が言ったんです。そうしたらお母さんが『いいじゃん!話聞いてくれば?』って。

—その一言がイベント開催に繋がるまでの行動力がすごいですね。今はアニソンのDJイベントというと、クラブやカフェなどでやるのが定番になっていますし。

はるいぬ:会場も広いし、野外でのイベントも楽しそうだなって思ったので。(笑)

 

—「銚子アニソンフェス」はいつ頃から企画なさってたんですか?
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はるいぬ:イベントをやろう!の一言から一番初めに相談したのがダイさんです。ダイさんはいろいろなイベントのオーガナイザーや企画をなさってる方だったので。

ダイ(運営サポート/巡回リーダー):場所は既に確保してるって聞いて、それなら企画から設備から、いくらでもやるよ!って。そうして呼びかけたらいつの間にか30人もスタッフが集まってました。

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はるいぬ:それが4月下旬の話ですね。私自身、野外のイベントのスタッフもしたことが無かったので、5月の上旬に『絶あにSONIC2016』という千葉中央公園で行われていた野外イベントに行って、主催者の方やスタッフの方に「どの様に運営しているのか」などのお話を伺ったんです、また実際に野外イベントの『Re:animation 9 -Rave In 新宿歌舞伎町-』へスタッフとしても参加し、とても勉強させて頂きました。

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—開催当日の様子を聞かせて下さい、「銚子アニソンフェス」全体でお客さんの集客はどの位だったんでしょうか?

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はるいぬ:家族連れの方々も含めて合計で513人でした。年齢層は見た感じだと30代以下の方で8割以上、20~30代の方がメインで家族連れや出演者の友人の方などが多くいらっしゃいました。Twitterでの告知も多く行ったんですが、B3のポスターを200枚、フライヤーを3000枚刷って、銚子市内のコンビニ、カラオケ、本屋、ショッピングモール、小学校、中学校などに配布しました。もちろん都内のクラブなどにも配布していただきました。

—地元の方とそれ以外の方の割合はどのくらいだったんでしょうか?

はるいぬ:銚子市内の方が大体4割、銚子以外の千葉県内からが3割、千葉以外の関東の方が3割位。なんと出演した銚子出身のアイドルを見に関西から来てくださったファンの方もいました。

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—関東以外からもいらしてたんですね!ちなみに出演者の皆さんは、全部で何人くらいだったのでしょうか。

はるいぬ:ダンスチームの方々だけで15人、各バンドが5人ずつ位の構成で、DJの方も含めて大体40人位でした。スタッフは30人位で、遠い所だと横浜などから来ていただいていました。

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ダイ:これだけ人数がいるのに、はるいぬさんは、きっちり連絡をこなすからすごいなって思いました。

はるいぬ:いやいや…(笑)私はバンドでこんなに機材使うとか、転換にどれだけ時間がかかるとか全然知らなかったので。

 

—運営についてのお話を聞かせて下さい。スタッフの皆さんとはどのように連絡を取っていたのでしょうか。

はるいぬ:Twitterからスタッフを募集したのもあったので、初めはmeity(TwitterのID やリストを使って公開先を指定するメッセージサービス)を使用していたんですが、meity だと更新されたタイミングがわからないので、途中からLINEグループに切り替えました。

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—途中から切り替えてうまくいくのがすごいですね。

はるいぬ:いや、もう少し早く切り替えれば良かったです。私が抱え込んでいた、「これはどうしたらいいだろう」という内容に対して「こうしたらいいんじゃないですか?」「一般的にはこうじゃないですか?」と皆がレスポンスをくれたので。非常にありがたかったです。

 

—「銚子アニソンフェス」のイベント当日に苦労したことなどは?

KAG(PA):やはり機材の熱ですね。開催場所が駐車場なので、コンセント1つ引くのも基礎工事からスタートでした。(笑)

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KAG:今回は中学校が協力したくださっていたので、ありったけの扇風機をお借りしました。雨が降った時はブルーシートをかけて機材を避難させようと用意してたんです。ですがお陰様で当日は快晴で、持ち込みの機材以外での機材トラブルは一切無かったです。

はるいぬ:写真映えするいい天気でしたね!

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はるいぬ:両親が学校の先生ということもあり、学校からテントや扇風機をお借りして、当日はケガ人・病人も居ず、大盛況でした。

KAG:一番苦労したのは地元の祭り囃子がぶつかったことかな。(笑)後ろの通りで祭りをやっていたんですよ。

はるいぬ:「祭りには負けないくらいやっちまってくれ!」と言われてたのですが、祭り側の人も「何をやっているんだろう?」と逆に観に来てくれたりもしていました。神輿の掛け声とDJの曲のBPMが合ってたのが面白かったです。(笑)

—なんか!なんか。たのしそうですね!!(笑)

ダイ:クラブっていうのとはまた少し違って、お祭りという感じでしたね。

はるいぬ:有名なDJさんをたくさん呼んでもきっとお客さんは来なかったと思うんです。地元の人が出るからこその盛り上がりだったのかなって。

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—主催メンバーだけでなく、スタッフや出演者の方々からも郷土愛を感じる銚子アニソンフェス。ここでライターから一番の疑問を はるいぬさん にぶつけてみました。

みおたん(インタビューアー):「イベントをオーガナイズする」ということはすごく難しくて、勇気がいることだと思うんです。「メンバーをまとめきれなかったらどうしよう」とか、「苦情がたくさん来たらどうしよう」とか。そこを怖気づかずにやろう!と思えた理由って何かありますか?

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KAG:前一度イベントを主催してたから、経験値としてはあったよね。

はるいぬ:そうですね。何度か自分自身もオーガナイズしていたので、でも『自分よりまずはお客さんに楽しんで欲しい』という気持ちがやっぱりあって。
今回は何より『銚子を活性化させたい』、『銚子の良さを伝えたい』という気持ちと、銚子の若者に『アニソンクラブイベント』っていうものの楽しさを伝えたかったんです。

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はるいぬ:とにかく周りの支えや協力があってこその成功だと、皆さん口を揃えて仰っていました。

ダイ:はるいぬさんがなんか面白いことやるらしいから、って皆乗っかったんだと思います。

(一同)はるいぬさんの人柄あってこその成功です!!

—大成功を収めた銚子アニソンフェス。その秘訣ははるいぬさん自身の人柄と行動力にあり、郷土愛あふれるストーリーが詰まっていました。

—銚子アニソンフェスの今後の開催について教えてください。

はるいぬ:先日もお話をしてきました!今後は民間団体だけでなく銚子市を絡めたイベントをやっても面白いんじゃないかとか、銚子電鉄さんからも『ぜひうちとコラボしてください!』と言って頂いてます。次回の開催自体は、来年の秋くらいを予定しています。秋は銚子市自体も催し物が多い時期なので。年に1度やれたらいいなと思っています!
次回はどんなフェスティバルになるのでしょうか。今から楽しみです!

 

—DJとしてのはるいぬさんについて教えて下さい。

はるいぬ:レギュラーイベントが4つあります。
ぼくたちでもアニクラできますか?』(2ヶ月に1度開催)
やっぱり声優が好き!』(声優楽曲オンリーイベント)
うた女子darkness』(女子向けマイナー曲イベント)
ぼくたちのロマンス』(ネオロマンスオンリーイベント)

です。あとは呼んでいただいたら出演させて頂いてます。

—選曲のジャンルとしてはどのような感じでしょうか。

はるいぬ:表向きは、女児向けアニメが好きなので”アイカツ”とか”プリパラ”とか。元々はオールディーズディスコが好きだったので、機会があればそちらでも出来ますし女子向け、男子向け、ゲーム楽曲など意外と幅広くやっています。

—裏向きは…?(恐る恐る)

はるいぬ:裏向きは~…ボーイズラブ…乙女ゲームとか…話と曲はいいんですよ!!

(一同)ハハハ…(苦笑)
※この日はライターの私とはるいぬさん以外全員男性の方でした。

—機材は何を使用していますか?

はるいぬ:PioneerのDDJ-SBです。PCはWindowsです。

—Windows…私もですよ!!はるいぬさんのDJは私自身も拝見させていただいたことがあるのですが、技術もさることながらとても「自分色の強い」DJさんです!(石膏!)
オーガナイザーの皆さん、オファーをかけるのは今のうちかもしれませんよ!(石膏!)

 

—最後にはるいぬさんからこのインタビューを見ている方にメッセージを。

はるいぬ:これから何かイベントをやりたいなと思っている方や、自身のイベントをもっと盛り上げたいと思っている方は、是非色んなイベントに足を運んでみて下さい。そして、自分から名乗って色んな方に挨拶をしてみてください。本当に基本的な事だったりするんですけど、お話ばかりで自分の名前を言う人って意外と少ないんですよね(苦笑)私自身にも、たくさん話しかけてほしいなって思います。私もオーガナイザーとしてまだまだ勉強中です。

 

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-はるいぬ-
はるいぬ 小さいお子様から大人まで楽しめるアニソン、洋楽を中心とした懐かしのディスコチューンを得意とし、都内で活動中。 何かとイベント事が好きであり、2016年8月には地元の千葉県銚子市にて銚子で初となる野外アニソンイベント「銚子アニソンフェス」を開催。500名以上の来場と共にまちの活性化に繋げ大成功を収める。
Twitter: https://twitter.com/inukoharu

 

はるいぬ DJ出演予定

10月23日(日)晴れ色セントラルパーク http://anievez.com/archives/55386

10月30日(日)ハロウィンタウンin銚子 http://halloweentowninchoshi.jimdo.com/

11月6日(日)ぼくたちでもアニクラできますか? http://anievez.com/archives/56796

 

 

取材協力/写真提供:銚子アニソンフェス実行委員会 http://www.choshiselect.jp/anison/

-インタビューアー/ライター- みおたん
Twitter: https://twitter.com/mxixotan

-Photo- tori
Twitter: https://twitter.com/yu_tori

-インタビューアー-いちろーちゃん
Twitter:https://twitter.com/ichiro_chann